こんな方におすすめ
- 論理的思考力を身につけて実りある生活を送りたい。
- 自分の考えを整然とまとめられるようになりたい。
- 論理的思考力を鍛える具体的な方法が知りたい。
会社やプライベートなどで考えがまとまらずに、なんとなくモヤモヤしている状態が続いてしまうことありませんか?
今回紹介する『論理的思考力(ロジカルシンキング)の鍛え方』を実践すれば、誰でも簡単に思考を整理することができます。
論理的思考力を身につけて、日々の漠然としたストレスから解放されましょう!
Contents
論理的思考(ロジカルシンキング)とは
論理的思考(ロジカルシンキング)とは、物事を体系的に整理して、筋の通った結論を導きだす思考法です。
様々な場面で課題や問題、悩みを解決するのに役立つので、学生から社会人まですべての人が身につけるべきスキルの1つとなっています。
論理的思考を鍛えるメリット
論理的思考を鍛えるメリットは大きく4つあります。
- キャリアアップに繋がる
- 稼ぐ力の向上
- 環境変化への適応力向上
- メンタルの安定
キャリアアップに繋がる理由
- 一定のルールに則った思考で、再現性高く適切な意思決定ができるようになるため。
- 年代や立場が異なる相手への理解が深まり、円滑なコミュニケーションができるようになるため。
稼ぐ力の向上理由
- 顧客や社会が抱える課題の本質を理解できるようになるため。
- 課題解決するスピードや質、再現性を高められるため。
環境変化への適応力向上理由
- 今あなたの目の前で起きていることを言語化して理解できるようになるため。
- 具体的な解決策を導きだすことができるようになるため。
メンタルの安定理由
- 混沌とした頭のなかを、整理した状態にできるため。
- 考えを整理することで、『今』に集中できるようになるため。
論理的思考力(ロジカルシンキング)を鍛える方法
論理的思考力(ロジカルシンキング)を鍛える2Step
インプット
論理的思考の具体的な方法を知る。
アウトプット
目にみえる形で積み上げる。
1,インプット:論理的思考の具体的な方法を知る
今回は照屋華子・岡田恵子著『ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル』を参考に説明していきます。
それではさっそく『論理的思考の具体的な方法』を説明していきます。
論理的思考の最終的なゴールは↓のような論理構成を作ることです。
以下、最終ゴールとなる論理構成をできるまでの手順を説明していきます。
課題と相手に期待する反応を確認
論理的思考は特定の目的を達成するために利用します。
まずは『課題(テーマ)』を決めて、それに対する『相手(自分自身)に期待する反応』を明確にしましょう。
相手(自分自身)に理解を期待するのか、ABC・・Nとある中でのAという選択を求めるのか、それとも行動を求めるのかを確認しましょう。
期待する反応例)
- 理解
- 意見
- 助言
- 判断
- フィードバック
- 行動
So What? /Why So?で縦方向に階層をつくる
『結論と根拠』『結論と方法』の繋がりを話のとびがなく、わかりやすくしていきます。
この『話のとびがなく』『わかりやすく』するために『So What? /Why So?』を使っていきます。
So What?とは
- 事象や事実を要約する。
- ある情報から種類の異なる情報を作る。(仮説、法則性など)
Why So?とは
- 要約された観察結果を要素分解する。
- 妥当性の検証。
ちなみに縦方向の階層を説明する際において『私見ですが』はNGワードとなることを覚えておきましょう!
MECEを使って横方向に複数要素を並べる
MECE(ミッシー)はMutually Exclusive and Collectively Exhaustive の略で、物事を重なりなく、もれのない部分集合体で捉えることを指します。
さらにMECEは大きく2種類に分類できます。
- 全体集合を完全に要素分解できる場合。
- フレームワークで捉える場合。(漏れや重複がないとは証明できないが、これで大きな重なり欠落はないとみなす場合)
要素分解できる場合
- 年齢
- 性別
- 地域
フレームワークで捉える場合
- 事業や企業、業界の現状について→3C/4C
- マーケティング→4P
- 組織→7S
- 事実、判断基準、判断内容
- 効率、効果
- 質、量
- 事実、判断
- 流れ、ステップ
*3C/4C:顧客・市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)、チャネル(Channnel)
*4P:商品(Product)、価格(Price)、チャネル(Place)、訴求方法(Promotion)
*7S:戦略(Strategy)、組織構成(Structure)、システム(System)、価値観(Shared Value)、スキル(Skill)、人材(Staff)、スタイル(Style)
1つの『論理構造』に組み立てる
結論を頂点に縦方向にSo What?/So Why?で階層をなし、横方向にはMECEに関係付けていきます。
ポイントは3つ
- 結論が課題の『答え』になっている。
- 縦方向のSo What?/So Why?は、どこまで相手に理解してもらえば良いと考えるかという視点で階層化の数を判断。
- 横方向のMECEは4〜5以下が目安。7つ8つになるときは新たなMECEの切口がないかCheck。
おまけ:相手に説明する順序
相手に説明する順序は大きく2つある。
ビジネスでの基本は結論を先に説明し、後から根拠などを説明するパターン。
一方で、結論から先に話すと拒絶が大きいケースも想定される。
その際は根拠を1つ1つ説明して合意を得て、相手自らが結論に至るように誘導して相手のコミットメントを得るように説明していきましょう。
2,アウトプット:目にみえる形で積み上げる
結論、論理的思考力(ロジカルシンキング)はブログで鍛えましょう。
というのも、ブログでの論理的思考力(ロジカルシンキング)向上トレーニングは1石6鳥だからです。
具体的には以下のメリットです。
- 自分の興味あることを考え、書けるので継続できる。
- 思考を言語化した形跡を残せて、目にみえて積み上げができる。
- 稼ぐこともできる。稼げると継続のモチベーションにもなりますよね。
- 今の社会人必須スキルである情報発信能力も同時に身に付く。
- マーケティング能力も同時に身につけられる。
- PDCAを早く回せる。
まずは自分の興味のある100個の課題(出来れば一定の共通性ある課題)について、ブログを書いてみましょう。
書き終える頃には、あなた自身とてつもない成長を感じるはずです!!
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参考【10分でOK】WordPressブログの始め方
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まとめ
論理的思考法は『結論を頂点に縦方向にSo What?/So Why?で階層をなし、横方向にはMECEに関係付けた1つの論理構造』を作ることでした。
また論理的思考力(ロジカルシンキング)を鍛えるには『ブログ』を書くことが最適です。
ブログで鍛えるメリットは6つ。
- 自分の興味あることを考え、書けるので継続できる。
- 思考を言語化した形跡を残せて、目にみえて積み上げができる。
- 稼ぐこともできる。稼げると継続のモチベーションにもなりますよね。
- 今の社会人必須スキルである情報発信能力も同時に身に付く。
- マーケティング能力も同時に身につけられる。
- PDCAを早く回せる。
論理的思考力を身につけて、より充実した人生を手に入れていきましょう!