こんな方におすすめ
- SEOの基礎知識が知りたい
- SEO対策の方法が知りたい
- ブログのアクセス数を増やしたい
このような悩みを解決できる内容になっています。
結論、SEO対策の根幹は ユーザーの期待に120%応えるコンテンツ作成 です。
僕もこの根幹を軸としたSEO対策をすることで、着実にアクセス数を増やせてます。
ここでSEOをしっかり学んで、アクセスが伸びやすい効率的なブログ運営をしていきましょう。
SEOとは?
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、直訳すると検索エンジンの最適化です。
具体的に検索エンジン最適化は
Googleなどの検索エンジンで調べものをしたときに、自分のサイトを他のサイトより上位に表示させ、アクセスを増やしやすくすることを意味します。
僕たちも何か調べ物をするときは、検索上位(1〜5位)のものから、気になるタイトルのものをクリックしますよね。
次に検索エンジン最適化の本質を説明します。
SEOの本質
SEOの本質
SEOの本質 = Googleへの最適化 = ユーザーの期待に応えるコンテンツ作り
理由は2つ。
日本の検索エンジン市場のシェア率 と Googleの理念 です。
詳しく見ていきましょう。
日本の検索エンジン市場のシェア率
なぜGoogleへの最適化がSEO対策を意味するのか。
それはGoogleの 日本国内検索エンジン市場シェア率の高さ にあります。
statcounterによると2022年、Googleの日本国内シェアは76%とダントツ。
また2番目のYahoo!(シェア率16%)も、じつはGoogleの検索エンジンが採用されています。
つまり日本の検索の92%は Googleが使われているのです。
Googleの理念
↓はGoogleが公表している10ヵ条の理念のうち、1番最初に書かれているものです。
1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
以下省略
つまりGoogleは「ユーザーの利便性」が経営方針を決定する際の、基本中の基本となっているんですね。
補足・コアアルゴリズムのアップデートについて
Googleは日々、検索システムのアップデートを行なっており、その中でも大規模なコアアルゴリズムアップデートといわれるものが年に3〜4回あります。
たしかに僕たちは、これらのアップデートにキャッチアップするため、常に最新のSEO対策を学習していかなくてはなりません。
一方で、これらコアアルゴリズムアップデートは先ほど紹介したGoogleの理念をもとに実施されています。
だからこそユーザーの期待に応えるコンテンツ作りこそが、あらゆる変化に対応できるSEO対策の本質となるのです。
SEO対策の全体像
まずはSEO対策の全体像を理解していきます。
ここでは「検索順位を決める仕組」を説明したあと「検索の仕組に対応するSEO対策」、「対策の優先順位」という流れで説明していきます。
検索順位を決める仕組
検索順位を決める過程は、全部で3ステップです。
1,Googleロボットが記事を見つけにくる。(クロール)
2,記事を図書館に格納する。(インデックス)
3,Googleの価値観によって順位がつけられる。
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次はこの仕組に対応する、SEO対策の大枠を説明します。
検索の仕組に対応するSEO対策
SEO対策は大きく3つのカテゴリーがあります。
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SEO対策の優先順位
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まずはユーザーに役立つコンテンツ作り。
次にGoogleに発見、正確に格納してもらうための内部対策。
そして最後にGoogleの価値観の1つである権威性、信頼性を補うための外部対策。
という優先順位です。
それではカテゴリー毎に具体的なSEO対策を確認していきましょう。
SEOコンテンツ対策9選
SEO対策で最も重要となるコンテンツ対策を9選紹介していきます。
Word Pressを使う
ブログ運営はWordPressを使いましょう。
WordPressでのブログ運営は、独自ドメインとレンタルサーバーを利用するため月額料金が発生してしまうデメリットがあります。
しかしカスタマイズ性が高く、サイト構成が簡単でSEO対策に強い点で十分にメリットがあります。
(また、無料ブログで稼ぐ難易度は高すぎます。)
10分ほどでWordPressブログの開設はできます。
ロングテールキーワードから記事をかく
個人ブロガーはロングテールキーワードから記事を書くべきです。
ロングテールキーワードはこれ
需要が高すぎるビッグキーワードは大手メディアなど競合が強く、上位表示を狙うには難易度が高いです。
例えば「在宅ワーク」というビッグキーワードで検索すると、表示される1〜5位までのサイトは全て大手メディアのものしか表示されていません。
なので個人ブロガーは競合が少ないロングテールキーワードから勝負していきましょう。
ロングテールキーワードついてはこちらもCHECK
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ロングテールキーワードとは?効果的な選び方をわかりやすく解説
続きを見る
タイトルにキーワードを入れる
タイトルには意図する検索キーワードを入れましょう。
タイトルにキーワードを入れることで、読者にとって記事の内容を判断しやすくなります。
たとえば「旅行 関東 子連れ」をキーワードとして選んだとして、
タイトルを「【関東近郊】子連れ旅行におすすめ!親子で楽しめるファミリーホテル8選」にしてみます。
タイトルにキーワードが入っていれば、読者が必要としている記事か分かりやすくなりますよね。
*ブログ記事タイトルの決め方からコツを紹介してます。参考にどうぞ。
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参考ブログ記事タイトル決めのコツ10選【決める手順から解説】
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読みやすい記事にする
読みやすい記事にするには、3つの記事構成を意識しよう。
3つの記事構成
・リード分 = 「アイスブレイク」、読者との距離を縮める
・本文 = PREP法でわかりやす説明をする
・まとめ = ユーザーの次の行動を促す
この3つを意識して、最後まで読んでもらえる記事を目指しましょう。
詳しいブログの書き方はこちらを参考にしてください。
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参考ブログ書き方のコツ15選【全体像から基本技術まで徹底解説】
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E-E-A-T
E-E-A-Tを満たす記事を書こう。
E-E-A-Tとは?
・Googleの検索品質評価ガイドラインで定義されてるウェブサイトの評価基準
・読み方:イーイーエーティ
・Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の略語
詳しくE-E-A-Tについて知りたい方はこちらを参考にしてください。
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参考SEO対策で重要なE-E-A-Tとは?【対策方法9選を徹底解説】
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ユーザーのニーズを網羅した記事
ニーズを網羅した記事をかくためには、記事作成前のニーズ分析が大切です。
ニーズ分析は3ステップです。
ニーズ分析
- ペルソナ設定
- Yahoo!知恵袋の利用
- 競合サイトの分析
ニーズ分析をすることで、読者の顕在ニーズや潜在ニーズを把握することができます。
あとは分析したニーズに応える記事を作成するだけですね。
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参考ブログのペルソナ作成方法を解説|ムダな作成してませんか?
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メタディスクリプションを魅力的にする
メタディスクリプションとは
検索結果上に表示される記事の要約文
下のようなものです。
ユーザーはメタディスクリプションを読んで、その記事は読む価値があるか判断します。
メタディスクリプションを充実させて、ユーザーに読むに値する内容であることをアピールしましょう。
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参考メタディスクリプションの書き方を徹底解説|すぐに使えるコツも紹介!
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ページの表示速度を早くする
サイトの表示速度はPage Speed Insightsを使って改善しよう。
画像が多かったり、SSL化していないサイトは表示速度が遅くなり、読者を逃している傾向にあります。
Page Speed Insightsで改善項目を分析し、あなたのブログを改善していきましょう。
ナビゲーションメニューの設置
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ナビゲーションメニューはブログ内のカテゴリーを並べたものです。
わかりやすいナビゲーションメニューを設置して、ユーザーの必要とする記事を探しやすくしましょう。
WordPressの管理画面
「外観」→「メニュー」から簡単に設置できますよ。
SEO内部対策4選
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続いては2番目に優先度の高いSEO内部対策です。
見出しの最適化
見出しにキーワードを入れてわかりやすい記事構造を作りましょう。
見出しはブログの目次のようなものです。
キーワードを含めることによって読者だけでなく、Googleも記事内容を認識しやすくなります。
画像にファイル名とAltタグをつける
画像を使うときは、ファイル名とAltタグを適切につけよう。
これにより画像検索によるアクセス増加だけでなく、Googleに画像の内容を正しく伝えることができます。
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関連する記事を内部リンクで繋げる
内部リンクを貼ることで、ユーザーに次の行動を案内しましょう。
適切にリンクを設置することでユーザーの潜在的なニーズにも対応し、ブログ全体の満足度を高めることができます。
パンくずリストを設置する
パンくずリストとはユーザーが今どのページをみているかの所在を表すリストのこと。
ユーザーの利便性向上だけでなく、クローラーがサイト全体を巡回しやすくなるため、サイト全体の評価を得ることが出来ます。
パンくずリストは必ず設置しましょう。
SEO外部対策
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ピンタレスト
初心者はまず初めはピンタレストを使って、被リンクを集めましょう。
ピンタレストはTwitterなどのSNSに比べ、積み上げ型のプラットフォームです。
なので記事作成に時間を要する初心者には、ピンタレストの利用をおすすめします。
SEO対策やってはいけないこと
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ここではSEOの観点からやってはいけないことを4つ紹介します。
掲載情報が古いまま
2011年のアルゴリズムアップデートにて、「ユーザーに最新の情報を届ける」ための改善がなされました。
Googleは公式に「コンテンツの鮮度を重視する」旨を発表しています。
コピーコンテンツ
これは説明するまでもありませんね。
他の人が作成した記事をコピペしただけのものは低評価だけでなく、ブログ全てが検索画面から消える可能性があります。
質の低い記事がたくさんある
質の低い記事があると、ユーザーの利便性が低下することは必然です。
記事の質を担保した状態で、記事を作りましょう。
アクセス解析ができていない
アクセスの解析ができなければ、記事の改善ができません。
継続的な利便性向上を図るためにも、ブログへのアクセス解析ができる状態にしておきましょう。
まとめ
SEOの基本から具体的なSEO対策をご紹介しました。
SEOの本質は ユーザーの利便性向上 です。
しっかりSEOをマスターして、アクセスが伸びやすい効率的なブログ運営をしていきましょう。