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ブログキーワード選定の手順6ステップ【選定のコツも紹介!】

SEOキーワード選定

今回の記事はこんな方におすすめ

  • キーワード選定のやり方、コツが知りたい
  • 無料で使えるキーワード選定ツールが知りたい
  • キーワード選定したあとに、どう活かせばいいかわからない

 

 

今回の記事では キーワード選定の手順からコツ、選定後の活かし方まで をブログ初心者の方に向けてわかりやすく解説します。

 

正直、キーワード選定はコツと活かし方を知ることで初めて最大の効果を発揮することができます。

 

この記事を読めば、キーワード選定の効果を最大化でき、アクセスが伸びる効率的なブログ運営ができるようになりますよ。

キーワード選定の目的

キーワード選定の目的

キーワード選定する目的はSEO対策の出発地点に立つこと。

つまり、あなたがターゲットとする読者のニーズを明確にすることにあります。

 

というのもSEO対策の基本は読者の利便性向上で、

利便性向上のためにはまず、読者がなにを求めているかを知らないといけませんよね。

 

そこで

「読者が必要とする情報(キーワード)はどこあるのか。」

「その情報(キーワード)が求められる大きさはどの程度なのか。」

を知るためにキーワード選定を行うのです。

 

キーワード選定手順6ステップ(ブログ構成編)

キーワード選定の手順6ステップ

まずは全体像がこちらです。

キーワード選定手順

  1. どんなサイトにするか言語化する
  2. メインキーワードを決める
  3. サイトに必要な大きなカテゴリーを考える
  4. 関連キーワードを抽出する
  5. 検索ボリュームを確認する
  6. 優先順位を決める

 

それぞれ説明していきますね。

 

1,どんなブログにするか言語化する

まずはあなたのブログを、どのようにしたいか言葉にしましょう。

 

頭にあるイメージを言語にすることで、ブログのミッションが明確になります。

 

例えばこんな感じです。

 

  • ミッション 在宅ワーカーの働く環境をアップデートする
  • ターゲット 20代、30代の在宅ワーカー

 

2,メインキーワードを決める

ブログのミッションが決まったら、次はブログのメインキーワードを決めます。

 

先ほどの例でいうと 「在宅ワーク」 がメインキーワードですね。

 

ポイント

メインキーワードの抽象度が高いと、必要記事数が多すぎてサイト全体の質が低下してしまいます。

最低限必要な記事数が、50記事以内のメインキーワードがおすすめです。

 

3,サイトに必要な大きかカテゴリーを決める

メインキーワードを説明するのに必要な大きなカテゴリーを決めます。

 

メインキーワードが「在宅ワーク」なら

便利グッズ、光回線、WiFi、VPNVPNなどのカテゴリーが考えられます。

 

 

4,関連キーワードを抽出

メインキーワードに関連性の高いキーワードを抽出します。

 

「メインキーワード+◯◯」の複合語です。

 

抽出方法はラッコキーワードという無料ツールを使います。

 

上記リンクをクリックすると↓の画面になるので、メインキーワードを入力して検索するだけです。ラッコキーワード使い方1

在宅ワークを例にする↓こんな感じで808個の関連キーワードが出てきました。

 

ブログテーマに関係のない関連キーワードがあるかもしれませんが、現時点ではこのまま「全キーワードコピー」をクリックしておきます。

ラッコキーワード使い方 2

 

5,検索ボリュームを確認する

次は先ほど抽出した関連キーワードの検索ボリュームを確認します。

 

検索ボリュームを確認するには、 Googleが無料で提供しているキーワードプランナーを使います。

詳しいキーワードプランナーの使い方はこちら:【2023年最新】キーワードプランナーの無料登録方法から使い方を解説!

 

無料でも十分使えますが、僕は300円程度支払って利用することをおすすめします。

 

無料だとボリュームが概算になりますが、

300円程度支払うことでボリューム詳細がわかるだけでなくスプレッドシートで管理できる状態になるの大きいメリットです。

 

無料でキーワードプランナーを利用した場合

無料での検索ボリュームの例

 

300円程度支払ってキーワードプランナーを利用した場合

有料で検索ボリューム

 

6,【これがコツ!】優先順位を決める

結論!個人ブロガーはロングテールキーワードから記事を作成していきましょう。

 

ロングテールキーワードとは毎月の検索数が100〜500件程度のキーワードを指します。

*ちなみにこんなイメージ

ロングテールキーワードの説明

500〜3000件がミドルキーワード、3000件超がビッグキーワード です。

 

まず先ほどの検索ボリュームデータを、加工していきます。

 

  1. 検索数100件未満のキーワードを削除
  2. 言葉の意味が重複しているものを削除
  3. ブログに関係ないキーワードを削除
  4. ロングテール、ミドル、ビッグで色分け
  5. 集客を狙う記事、収益を狙う記事で分ける

 

この後はロングテールキーワードで集客を狙える記事を中心に書いていきます。

 

だいたい集客を狙う記事が90%、収益を狙う記事が10%の割合で記事を作成しましょう!!

 

キーワード選定を活かす8ステップ(記事作成編)

キーワード選定を活かす8ステップ

記事作成は8ステップです。

 

1,ペルソナ設定

書く記事のキーワードが決まったら、ペルソナ設定をしましょう。

 

ペルソナ設定とは、具体的にこの記事の読者がどういう人なのかを想定することを意味します。

 

ペルソナ設定項目

  • 年齢
  • 性別
  • 職業
  • 家族構成
  • 学歴
  • 住所
  • どんなライフスタイルか
  • キーワード検索したきっかけはなにか
  • どんな目的で検索したか

 

2,Yahoo!知恵袋

次にYahoo!知恵袋で今回のキーワード検索をしましょう。

 

Yahoo!知恵袋には具体的な悩みが記載されているので、想定読者の悩みを特定しやすくなります。

 

僕は上位3件までのトピックをいつも確認してます。

 

3,競合サイトの分析

競合サイト分析は、そのキーワードで検索したときに表示される上位5件の分析を行います。

 

上位に表示されているということは、それだけ読者のニーズに応えている記事だといえます。

 

より良い記事を作成するために、以下項目の分析をします。

 

競合サイト分析項目

  • タイトル
  • どんなニーズを解決するための記事か。(潜在ニーズ、顕在ニーズ)
  • 不足している情報はないか
  • 見出し構成
ブログでの競合分析の方法を解説【無料でできる】
参考ブログでの競合分析の方法を解説【無料でできる】

続きを見る

 

4,ニーズの抽出

ペルソナ設定をもとに、今回のキーワードはどういうニーズがあって検索されたのかを言語化します。

 

ポイントは顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズまで考えることです。

 

たとえば、「在宅ワーク チェア」というキーワードで考えてみましょう。

 

顕在ニーズとしては「おすすめの椅子が知りたい」、

潜在ニーズとしては「在宅ワークで疲れづらくするグッズが欲しい」

 

このようなニーズが想定できますよね。

 

5,【これがコツ!】見出し構成を考える

今回のニーズを満たす記事構成を、キーワードを意識して考えます。

 

ここがとても重要で、僕は見出し構成に1時間つかっています。

 

「在宅ワーク チェア」を例にするとこんな感じ

 

ポイントは2つ

  • 1つの見出しに対して、伝えることは1つ
  • h2、h3で階層を構造を作って、読者にとってわかりやすい構成を目指す

 

お疲れさまです!!

あとはこの構成にしたがって、記事を書いていきましょう。

 

6,記事を書く

記事を書く段階に入ります。

 

ここでは各パート毎にポイントだけ説明します。

 

タイトル

  • キーワードと数字を入れたタイトルにする

導入文【ここが重要】

  • 記事の続きを読みたくなる文章にする
  • 文章の型を身につける(例:悩みの明確化→悩みが解決できることを伝える→解決できる理由を伝える→記事の要約→記事を読むメリット)

本文

  • PREP法でわかりやすく説明(結論→理由→例→結論)

まとめ

  • 記事の要約
  • 次の行動を促す

 

7,周辺キーワードで内部リンク

記事が出来たら、その記事に関連するキーワードで書いた記事のリンクを貼りましょう。

 

その記事だけでは足りない情報を補うようにリンクを貼ることで、読者の満足度が高くなりますよ。

 

たとえば「在宅ワーク チェア」記事であれば 「在宅ワーク 肩こり解消グッズ」記事の内部リンクなどを貼るイメージです。

 

内部リンクを貼って、読者のニーズに応えていきましょう。

 

8,定期的なリライト

3ヶ月に1回はリライトをします。

検索順位などを確認して、ニーズを捉えている記事に作成し直していきましょう。

 

キーワード選定ツール3選

キーワード選定ツール3選

ブログ初心者のかたはまず今から紹介する3つのツールを使いこなせるようにしましょう。

 

1,ラッコキーワード

ラッコキーワードは関連キーワードを見つけるための無料ツールです。

 

有料版はできる範囲が広がりますが、

無料のままでも十分に充実した機能が使えますよ。

 

2, Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは検索ボリュームを知るためのツールです。

 

無料でも十分に使用できます。

 

300円ほど支払うと1ヶ月間利用できる機能が拡大できます。

 

僕は300円支払って利用しています。

 

3,Yahoo!知恵袋

Yahoo!知恵袋は読者の具体的な悩みを知れる無料ツール。

 

記事を書くときには、必ず確認しておくべきです。

 

僕は上位3つを必ず確認しています。

 

まとめ

まとめ

キーワード選定についてまとめます。

キーワード選定手順

  1. どんなサイトにするか言語化する
  2. メインキーワードを決める
  3. サイトに必要な大きなカテゴリーを考える
  4. 関連キーワードを抽出する
  5. 検索ボリュームを確認する
  6. 優先順位を決める

キーワード選定を活かす手順

  1. ペルソナ設定
  2. Yahoo!知恵袋
  3. 競合サイトの分析
  4. ニーズの抽出
  5. 見出し構成を考える
  6. 記事を書く
  7. 周辺キーワードで内部リンク
  8. 定期的なリライト

 

  • この記事を書いた人

Kama Kashi

銀行で働いているひと。

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