こんな方におすすめ
- E-E-A-Tってなに?
- E-E-A-T対策ってあるの?
こんな悩みを解決できる記事内容です。
今回紹介するE-E-A-T対策を実践することで、本質的なSEO対策していることにもなります。
僕もE-E-A-T対策をすることで、コンテンツの質向上に繋がり、アクセス数を順調に増やせていますよ。
この記事ではE-E-A-Tの基礎知識を理解してもらった後に、具体的な9の施策に落とし込むといった流れで説明していきます。
E-E-A-T対策を知って、良質なコンテンツ作成スキルを身につけていきましょう。
Contents
E-E-A-Tとは?
E-E-A-TはGoogleの造語であり、良質なコンテンツとは何かを決める最重要な評価指標です。
見出し(全角15文字)
Experience(経験)
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
一方でE-E-A-Tには検索結果の順位を決める指標ではなく、あくまでコンテンツの質を判断する評価指標です。
ですがGoogleは検索アルゴリズムを開示していません。
なので検索結果で上位を取るにはGoogleが考える高品質なコンテンツ基準(E-E-A-T)に合うコンテンツを作成することが重要だと考えられています。
Experience(経験)
経験に基づいたコンテンツを評価する指標で、2022年12月に追加された新しい指標でもあります。
Googleは下記の発表をしています。
このたび、検索結果の評価を改善するために、E-A-T に E(経験)を追加しました。つまり、実際に製品を使用している、実際にその場所を訪問している、誰かが経験したことを伝えているなど、コンテンツにある程度の経験が織り込まれているかどうかも評価されます。状況によっては、そのトピックに関連して実体験をもつ人が作成したコンテンツが最も高く評価される場合もあります。
たとえば商品レビュー記事を読む場合は、その商品の利用経験がない人の記事より使ったことがある人の記事を読みたいですよね。
客観的で事実に基づくコンテンツを基本としながらも、ユーザーの利便性向上が期待できるときには実体験を織り込むイメージです。
Expertise(専門性)
専門性はコンテンツ作成者が記事やブログ全体の話題について、どれくらいのレベルで知識・スキルがあるかを評価する指標です。
Expertise : Consider the extent to which the content creator has the necessary knowledge or skill for the topic.
引用:検索品質評価ガイドライン
医師や薬剤師でない人からの、治療方法や薬に関する記事はあまり信用できないですよね?
多種多様なテーマを取扱うより、専門性のある1つのテーマに特化したコンテンツを作っていきましょう。
Authoritativeness(権威性)
権威性はコンテンツ作成者やWebサイト自体が信頼できる情報源として、どれくらい知られているかを評価する指標です。
Authoritativeness: Consider the extent to which the content creator or the website is known as a go-to source
引用:検索品質評価ガイドライン
たしかに僕たちは、認知度が高かったり、評判の良い「人」「Webサイト」が発信している情報を無意識に頼りにしていますよね。
ですが認知度や良い評判は、かんたんに得られるものではありません。
じっくり長期的な目線で、認知度と良い評判を積み上げていきましょう。
Trustworthiness(信頼性)
信頼性はコンテンツの「正確性」「誠実性」「安全性」「利便性」を評価する指標です。
また信頼は、「経験」「専門性」「権威性」を土台として成り立つ最も重要な概念とされています。
Trust : Consider the extent to which the page is accurate, honest, safe, and reliable.
...Experience , Expertise and Authoritativeness are important concepts that can support your assessment of Trust:
引用:検索品質評価ガイドライン
たとえば利用経験のない商品について、誇張した表現でユーザーを欺くような情報を発信しているコンテンツは信頼できないですよね。
ここでのポイントは、ユーザーファーストなコンテンツ作成を継続することです。
ユーザーの利便性を追求して、信頼を高めていきましょう。
*特にYMYL(Your Money Your Life)と呼ばれる、お金や健康などに関する話題はでは信頼性
が重視されるので注意が必要です。
E-E-A-T対策の前提となる必須知識
画像
E-E-A-T対策の前提となる知識を2つ押さえておきましょう。
- 検索評価ガイドラインの理解
- ガイドラインからわかるE-E-A-Tの評価のされ方
個別に説明します。
検索品質評価ガイドラインの理解
検索品質評価ガイドラインを理解することは、検索結果の順位上昇する上でとても重要です。
検索品質評価ガイドライン
検索品質評価ガイドラインとは、Googleが質の高い検索結果を提供し続ける目的で公開している、外部評価者向けのページ評価基準のこと。
また、質の高い検索結果とは「世界中のGoogle検索ユーザーに満足してもらえる検索結果」と定義している。
なぜならGoogleの検索アルゴリズムは非公開であり、検索順位を上昇させるための唯一の対策は「Googleの考える質の高いコンテンツ」を作成することだからです。
受験や資格の勉強をするときも、公開されている過去問題で傾向を踏まえて対策しますよね。
ブログも検索品質評価ガイドラインを読んで傾向と対策を練ることが大事です。
次は「検索品質評価ガイドラインからわかる傾向」を説明していきます。
ガイドラインからわかるE-E-A-Tの評価のされ方
ガイドラインによるとE-E-A-Tの評価は以下3つのうち1つ以上から行われます
- Webサイトまたはコンテンツ作成者が自分自身について明らかにしていること
- Webサイトまたはコンテンツ作成者についての他者からの意見・評判
- コンテンツ自体、コメント、レビューなどに表示されるもの
3つの評価軸はガイドラインにすべて明記されているものです。
この評価軸を頭に入れることで、周りの情報に振り回されることなく、本質的で効果的なE-E-A-T対策をしていきましょう。
以下では、この3つの評価軸への対応を具体的な方法に落とし込んで紹介していきますね。
E-E-A-T対策方法9選
E-E-A-T対策9選
- 経験に基づくコンテンツ
- テーマ・ジャンルを特化
- 専門知識をブラッシュアップ
- 1次情報を伝える
- 引用を明記
- プロフィール開示
- 編集ポリシー開示
- 被リンク・サイテーションの獲得
- SSL化
経験に基づくコンテンツ
教科書的な説明事項を並べただけのコンテンツではなく、自身の経験を伝えてユニークでオリジナルなコンテンツを作成しましょう。
たしかに「経験」は、「正確性や信頼」を担保するものではありません。
ただ、サービス・製品を実際に使った経験や感想は、ユーザーにとって有益な情報となります。
ユーザーにとって知っていた方が有益だと判断できるような経験は、積極的に伝えていくようにしましょう。
テーマ・ジャンルを特化
Webサイトを通して解決したい問題・悩みの範囲を絞ります。
というのも多種多様なニーズに応えているWebサイトよりも、1つのテーマ・ジャンルについて網羅的に情報を伝えているサイトの方がユーザーにとって有益だからです。
たとえば瞑想について調べているのときに、どちらを読みますか。
- 1記事しか「瞑想」について触れていないサイト
- 瞑想のやり方から種類、メリットなどの知識全般に特化しているサイト
僕だったら後者です。
テーマ・ジャンルを決めて、専門性を発揮できるサイトにしていきましょう。
専門知識をブラッシュアップ
情報発信だけでなく、自身の知識磨きは同時並行させましょう。
理由は自身の専門知識を積み上げることが、自身や運営サイトのオリジナル性や専門性、信頼に直結するからです。
人は自分が知っている知識や、経験したことだけしか発信できないですよね。
継続した鍛錬で、人の役に立つ人間になること、Webサイトを作ることを目指しましょう。
1次情報を伝える
自身独自の分析やデータ、調査した情報を伝えるようにしましょう。
そのわけは、1次情報を伝えられることは、そのテーマ・ジャンルに精通していることと同意だからです。
普段から情報発信するために、データをとったり物事の分析をすることはWebサイトだけでなく、自分の成長にもなって一石二鳥です。
引用を明記
他者の1次情報を利用する場合は、必ず引用したことを明記しましょう。
引用を明記することで、データの信頼性の担保することになるからです。
事実を知りたくて検索しているのに、真偽がわからない情報がでてきてはユーザーにとって役に立ちません。
公的機関や専門家が公表しているデータだと明記して、信憑性を高めていきましょう。
プロフィール開示
ブログ運営者や執筆者の情報を発信していきましょう。
「誰」が発信しているコンテンツなのかを伝えることは、権威性の向上につながります。
たとえばホリエモンに「副業した方が良い」と言われたときと、サラリーマンしか経験してない親戚のおじさんに「副業した方が良い」と言われたらどうですか。
テーマ・ジャンルに精通している人物であることを開示して、権威性を高めましょう。
編集ポリシー開示
Webサイトがどんな問題や悩みを解決するためのページなのかを開示します。
編集ポリシーを開示することで、Googleとユーザーがどんなサイトであるかを理解してくれます。
プロフィール開示と重なりますが、どんな人がどんな目的でサイト運営しているかを開示して専門性
の高さをアピールしましょう。
被リンク・サイテーションの獲得
被リンク・サイテーションを集めましょう。
サイテーションとは
直訳:引用、言及
ネット上でWebサイト名などが言及される行為。
被リンク・サイテーションの数は、ユーザーからの支持の数と判断されます。
SNSなどであなた自身やWebサイトのファンを増やして、被リンク・サイテーションを増やしていきましょう。
SSL化
ハッキング対策としてSSL化しましょう。
SSL化とは
SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。
引用:総務省
具体的にはURLの冒頭を「http」から「https」に変更すること。
変更することで第三者による傍受・改ざんを防ぎ、ネット利用の安全性が守られます。
実際、Googleは2014年8月に「HTTPSを検索順位を決定する際の判断指標に利用する」と公表しています。
SSL化自体は10分程度でできるので、必ず設定しておきましょう。
まとめ
E-E-A-T対策について紹介してきました。
まとめます。
対策方法
- 経験に基づくコンテンツ
- テーマ・ジャンルを特化
- 専門知識をブラッシュアップ
- 1次情報を伝える
- 引用を明記
- プロフィール開示
- 編集ポリシー開示
- 被リンク・サイテーションの獲得
- SSL化
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できるものから1つずつ知識を身につけ、改善していきましょう。
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