SEO WEB WRITING

ブログ書き方のコツ15選【全体像から基本技術まで徹底解説】

ブログ書き方のコツ15選

こんな方におすすめの記事

  • ブログの書き方がわからない。
  • ブログをプロみたいに書きたい。
  • 文章のコツを知りたい。

こんな悩みを解決する記事になっています。

 

今回紹介する方法はブログ書き方の王道で、僕もこの書き方を実践して着実にPV数を伸ばせています。

 

この記事では「ブログにおける良い文章の定義」から「ブログを書く手順の全体像」「ブログ文章のコツ」といった流れでブログの書き方を解説。

 

記事を読めばブログの書き方がマスターできて、誰でもかんたんにプロみたいな記事が書けますよ。

 

ブログにおいて良い文章とは?

ブログにおける良い文章とは、読者に最後まで読んでもらえる文章です

 

というのも最後まで読んでくれた読者は記事を価値あるものと判断し、執筆者が提案する次の行動をとりやすい傾向にあります。

 

また読者の基本姿勢は以下のようなものです。

  • なるべく簡単に必要な情報を得たい。
  • 隅々まで読む意欲は低い。(無料で検索しているから)
  • 最後まで読む時間はない。

 

なのでブログの文章は「なるべく読者に負担をかけないで」、「パッとみて内容がわかるように」、「読者が続きを読みたくなるように」書くことが大事になるのです。

 

ブログ全体|書き方11step(流れとコツ)

ブログ全体|書き方11step(流れとコツ)

ブログ記事を書くには、全部で11ステップあります。

  1. キーワード選定
  2. ニーズ分析
  3. 競合分析
  4. 記事構成を決める
  5. タイトル作成
  6. リード文
  7. 本文
  8. まとめ
  9. 3つの設定
  10. 画像・装飾をいれる
  11. 最終チェック

 

すべてを100点満点で行う必要はありません。

 

まずは60点くらいの完成度で継続。
6ヶ月後に、完成度70点の記事を5時間で書けるようになりましょう。

 

*以下書かれている目標タイムは6ヶ月後の目安です。

 

step
1
キーワード選定(目標タイム10分)

ブログ記事は需要のあるキーワードで書きます。

 

なぜならどれだけ質の高いブログ記事を書いても、需要のないキーワードでは記事を開いてくれる段階まで到達しないからです。

 

そのため、しっかりとしたキーワード選定をしてから、ブログ記事を書きはじめましょう。

 

詳しいキーワード選定の方法はこちらの記事を参考にしてください。

SEOキーワード選定
参考ブログキーワード選定の手順6ステップ【選定のコツも紹介!】

続きを見る

 

step
2
検索ニーズ分析(目標タイム20分)

次にキーワード検索した人は「どんな人で」「どんな悩みがあるのか」を分析・具体化していきます。

*専門用語で「ペルソナ」と呼ばれます。

 

というのもブログ記事は特定の1人の読者に向けて書ことで、同じ悩みをもつ多くの読者にも刺さる内容になる構造となっているからです。

 

分析/具体化する内容は5つ。

  1. どんなライフスタイルか。
  2. どんな思考の傾向か。
  3. どんな悩み、ストレスを抱えているか。
  4. どんな目的で調べたか。(顕在ニーズ)
  5. その人にとって、より価値ある情報はなにか。(潜在ニーズ)

 

読者に寄りそって書けるように、できるだけ読者像を明確にしておきましょう。

 

step
3
競合分析(目標時タイム20分)

検索結果にでてくる上位5記事を分析します。

 

分析する理由は、自分には思いつかなかったニーズがないかを知るためです。

 

分析するコツは競合先の6つの項目を書きだすこと。

*僕はNotionというアプリを使って、書きだした内容を管理しています。

  1. タイトル
  2. URL
  3. 解決している顕在ニーズ
  4. 解決している潜在ニーズ
  5. 不足している情報
  6. 記事構成(見出し構成)

 

読者が必要としている情報をすべて伝えられるように、競合分析でニーズを発掘しましょう。

 

step
4
記事構成を決める(目標タイム1時間)

記事構成(見出し構成)は1時間かけてでも、しっかり作り込みましょう。

 

そのわけは、記事構成で情報の網羅性伝えやすい流れ論理の一貫性を固めるためです。

 

僕はこの表を元にして記事構成を考えています。

記事構成の説明

*ポイントは見出し1つにつき、1つだけ伝えたいことを書くこと
伝えたいことが2つある場合は、新たな見出しを作ったほうが良いです。

 

記事構成はブログの作るための設計書。
設計書さえあれば、あとは指示通り文章を組み立てるだけです!

 

step
5
タイトル作成(目標タイム5分)

検索ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルを作成しましょう。

 

タイトル作成のコツは9個。

  1. 検索キーワードはタイトル前半
  2. 記事内容にあるタイトル
  3. 文字数は30字前後
  4. 数字
  5. 方法
  6. 網羅性
  7. 権威性
  8. ターゲット明確化
  9. 簡単

 

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

ブログタイトル決めのコツ10選【決める手順から解説】
参考ブログ記事タイトル決めのコツ10選【決める手順から解説】

続きを見る

 

step
6
リード文(目標タイム30分)

記事構成(リード文)の説明

リード文は、記事のなかで最重要な部分となります。

 

というのも、リード文の役割は読者との距離を縮める「アイスブレイク」の役割があり、リード文の内容次第で続きを読んでもらえるかが決まるからです。

 

またリード文を書くポイントは以下3点です。

  1. 記事の根拠
  2. 記事内容の簡単な説明
  3. 記事を読むベネフィット

 

リード文のテンプレートを貼っておくので、参考にしてみてください。

リード文のテンプレート

 

step
7
本文(目標タイム150分)

本文はPREP法を軸として、文章を書いていきます。

 

PREP法とは?

結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の順で書く文章法の1つ。

 

PREP法を使う理由は、結論を先に伝えることで、読者にストレスなく記事を読み進めてもらうためです。

 

結論までダラダラと長い文章を読まされては、「読みづらい」となって他の記事を見にいってしまいますよね?

 

PREP法はブログ執筆の基本なので、実践で使えるようにしていきましょう!

 

step
8
まとめ(目標タイム10分)

まとめは「あなたが提案したいことをさりげなく伝える場」です。

 

最後まで読んでくれた読者は、記事やブログ全体を価値あるものと判断し、次の行動をとってくれる可能性が高まっています。

 

たとえば、次に読んでもらいたい記事やおすすめする商品をそっと添えることで、読者は記事に進んだり、商品を購入してくれる可能性があります。

 

まとめは記事内容の振り返りだけでなく、次の行動を促していきましょう。

 

step
9
3つの設定(目標タイム10分)

記事が書き終わったら、次の3つを設定します。

  • パーマリンク
  • カテゴリー
  • メタディスクリプション

 

ここではポイントだけ解説しておきます。

パーマリンク:半角英数字で入力

カテゴリー:ブログ全体のディレクトリ構造を決めておく

メタディスクリプション:70字前後でベネフィットを伝える

 

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

メタディスクリプションの書き方を徹底解説|すぐ使えるコツも紹介!
参考メタディスクリプションの書き方を徹底解説|すぐに使えるコツも紹介!

続きを見る

 

step
10
画像・装飾をいれる(目標タイム30分)

アイキャッチ画像、図解、装飾をいれていきます。

 

これらを使う目的は記事内容を、読者がななめ読みでもわかるようにするためです。

 

コツをまとめておきます。

アイキャッチ画像:読者の目の休憩。タイトル下、h2(見出し)下だけにいれる。

図解:作成が大変。リライト時に加えていくとgood。

装飾:使いすぎない。特にマーカーは1見出しにつき0〜2箇所まで。

 

読者がパッとみて、ストレスなく読み進められる工夫をしていきましょう。

 

step
11
最終チェック(目標タイム10分)

最後は「誤字脱字」「意味がわかるか」「文章に違和感がないか」をチェックをします。

 

最終チェックのコツは2つ。

一晩寝かせてからチェック(客観性を確保)

音読する(文章リズム)

 

ここをサボらずしっかり確認することで、訪れた読者の離脱を大きく防ぐことができますよ。

 

お疲れさです!
解説した工程でブログを作成すれば、プロが書いたような記事の完成です。

 

このあとは「導入文・本文・まとめ」に使えるブログ文章のコツ15選の紹介です。

 

「これだけ身につければ完璧」というものを紹介しているので、しっかり読み込んでいってください。

 

ブログ文章|書き方のコツ15選

ブログ文章|書き方のコツ15選

ブログ文章で使えるコツを15個紹介します。

 

正直、この15個のコツさえマスターすれば個人ブロガーの上位10%にはいるライティングスキルが身につきます。

 

知識が自分のものになるまで、この記事を参考書としてブログ作成の都度、見返してみてください。

  1. 1文章60字
  2. 1見出し4段落
  3. 数字を使う
  4. 英数字は半角入力
  5. 引用元を明記
  6. かんたんな表現
  7. 2重表現を避ける
  8. ひらがな・漢字・カタカナのバラン
  9. 接続詞を使いわける
  10. 同じ語尾は連続2回まで
  11. 「です・ます」調で統
  12. 「こと」をなるべく使わない
  13. 「や」の連続使用を避ける
  14. 指示語は避ける
  15. 係り受けの距離を近づける

 

1文章60字

1文章は60字
長くても80字までにします。

 

その理由は、60字前後までがスマホ表示だと3行程度の文章になるからです。

 

たとえば、スマホ画面に5行6行ある文章がでてきて、あなたは読む気がなくなりませんか?

 

まわりくどい表現は避けるようにして、シンプルな文章にしていきましょう。

 

1見出し4段落

1見出しにつき4段落の文章構成にします。

 

とにかく読者のモチベは低いと思ってください。
読者がかんたんに情報を得られると感じる文章量が、4段落(文章)になるわけです。

 

そこで使えるのが先ほど紹介した「PREP法」です。

 

結論を先行して伝えることで、読者のストレスを軽減していきましょう。

 

数字を使う

文章や説明に数字をいれていきましょう。

 

数字には、人の目を惹きよせる力があります。

 

数字を使った例

たくさんの人に読まれた、あの名作

100万人に読まれた、あの名作

 

後者の方が印象的ですし、「あの名作」に権威性も感じてきますよね。

 

数字が使えるときは、なるべく使っていくと読者の信頼を得やすいです。

 

英数字は半角

英数字を使うときは「半角」

 

その理由は読みやすさにあります。

 

全角と半角

APPLE  と APPLE

1,000  と 1,000

 

特に数字の場合は、半角の方が読みやすいですよね。

*数字はカンマをいれることもポイント。

 

英数字は半角に統一させるのを、忘れないようにしましょう。

 

引用元を明記

引用元は必ず明記します。

 

というのも、引用元があることで根拠が明確になり、読者は安心感をもって読み進めることができるからです。

 

引用イメージ

1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。

新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。

以下省略   引用:Googleが掲げる10の事実

 

今回紹介したように引用元に信用力があると、説得力がいっそう増しますね。

 

かんたんな表現

ブログは専門用語や難しい言葉は、かんたんな言葉に替えて書きましょう。

 

読者はブログでわからない言葉が出てくると、別ページで検索するなどして、記事の離脱につながります。

 

なのでブログを書くときは、「小学生でもわかるように」書くことを意識するといいですよ。

 

2重表現を避ける

2重表現になっていないか注意が必要です。

 

2重表現があるだけで、ブログの信頼性を損なう可能性がとても高いです。

 

たしかに「頭痛が痛い」みたいな表現のあるブログの情報は、「信じて大丈夫かな?」といった不安な気持ちになりますよね。

 

読者を不安にさせないように、2重表現となっていないかの確認は必ずしましょう。

 

ひらがな・漢字・カタカナのバランス

ブログ文章ではひらがな7割・漢字2割・カタカナ1割が黄金比率です。

 

PCで文章をつくっていると予測変換によって、無意識に漢字を多く使ってしまいます。

 

なので意識的に漢字をひらがなに替えて書くことをおすすめします。

 

見出し(全角15文字)

等→など

際→さい

時→とき

例えば→たとえば

出来る→できる

 

接続詞を使いわける

同じ接続詞は2つ先の見出しまで、使わないようにします。

 

理由は文章のリズムを変えることで、読者に飽きを感じさせないようにするためです。

 

接続詞は下記の言葉などをレパートリーとしてもっておきましょう。

接続詞

理由:なぜなら、そのわけは、その根拠は、理由は、〜だから

例 :たとえば、具体的には、どういうことかというと、例としては

結論:そのため、つまり、したがって、このように、以上のように、ここのポイントは

 

接続詞を使いわけて、魅力的な文章にしていきましょう。

 

同じ語尾は連続2回まで

同じ語尾が2回続いたら、次は異なる語尾にしましょう。

 

その理由は、同じ語尾が続くと「つまらない」「知的さのない」イメージの文章になってしまうからです。

 

語尾のレパートリーとしては

語尾

です、ます、ますよ、ですよね、しましょう、ください、ませんか、体言止め

*体言止め:名詞で終わらせること。上記文章でたとえると「その理由は知的さないイメージの文章。」のような使い方です。

 

語尾を意識的に変えるだけで、プロが書いたような文章になりますよ。

 

「です・ます」調で統一

文章の基本は「です・ます」調で統一しましょう。

 

そのわけは「です・ます」調は、やわらかくて丁寧な印象になるからです。

 

です・ます調以外

文章の基本は「だ・である」調で統一するべきだ。

カタくて距離感のある印象を持ちませんか。

 

「です・ます」調を使って、読者に愛着をもってもらえるブログにしましょう。

 

「こと」をなるべく使わない

「こと」をなるべく使わないようにしましょう。

 

というのも、大半の文章は「こと」がなくても意味が通じるからです。

 

「こと」の文章

ブログ運営を成功させることにこだわる。

ブログ運営の成功にこだわる。

 

このように「こと」をなくすと、同じ内容をシンプルに伝えられるようになります。

 

「や」の連続使用を避ける

「や」の連続使用を避けましょう。

 

理由は「や」が並んでいると、単純に読みづらいからです。

 

「や」の文章

サッカーや野球やテニスやバスケットボールやラクロス

サッカーや野球、テニス、バスケットボール、ラクロス

「サッカー」「野球」「テニス」「バスケットボール」「ラクロス」

 

「や」を減らして、読みやすい文章にしていきましょう。

 

指示語を避ける

「あれ」「その」のような指示語は使わないようにします。

 

指示語を使うと、文章が誤って伝わる可能性が高くなるからです。

また記事を読むうえで、読者の負担になるのもデメリット。

 

指示語の具体例(こそあど言葉)

「これ」「それ」「ここ」「あそこ」「あれ」「その」

 

こそあど言葉には注意して、文章を書きましょう。

 

係り受けの距離を近づける

係り受けの距離は近づけます。

係り受けとは

主語と述語、修飾語と被修飾語のように「係る言葉」と「受ける言葉」の組み合せのこと。

 

指示語と同じで、「誤って伝わる可能性」「読者の負担が増えるデメリット」があるからです。

 

誤って伝わる可能性の例

読みやすいブログの文章

ブログの読みやすい文章

前者は【ブログ全体】が読みやすいとも、【ブログの文章】が読みやすいとも読み取れますよね。

 

意図した内容が伝わるか、係り受けの距離を確認してみてください。

 

まとめ

まとめ

この記事では「ブログを書く手順」から「文章のコツ」までを紹介してきました。

 

ブログを書く手順

  1. ブログ手順(6ヶ月後の目標タイム)
  2. キーワード選定(10分)
  3. ニーズ分析(20分)
  4. 競合分析(20分)
  5. 記事構成(60分)
  6. タイトル作成(5分)
  7. リード文(30分)
  8. 本文(150分)
  9. まとめ(10分)
  10. 3つの設定(10分)
  11. 画像・装飾(30分)
  12. 最終チェック(15分)
  13. 公開

 

文章のコツ

  1. 1文章60字
  2. 1見出し4段落
  3. 数字を使う
  4. 英数字は半角入力
  5. 引用元を明記
  6. かんたんな表現
  7. 2重表現を避ける
  8. ひらがな・漢字・カタカナのバラン
  9. 接続詞を使いわける
  10. 同じ語尾は連続2回まで
  11. 「です・ます」調で統
  12. 「こと」をなるべく使わない
  13. 「や」の連続使用を避ける
  14. 指示語は避ける
  15. 係り受けの距離を近づける

 

最初からすべて完璧に書ける人はいません。

 

とにかく毎日ブログを書いて、1日1つ改善できるようにしましょう。

SEO対策
SEOとは?ブログ初心者にSEO対策の本質から具体策14選をわかりやすく解説!

2023/3/14  

こんな方におすすめ SEOの基礎知識が知りたい SEO対策の方法が知りたい ブログのアクセス数を増やしたい このような悩みを解決できる内容になっています。   結論、SEO対策の根幹は ユーザーの期待に120%応えるコンテンツ作成 です。 &nbsp ...

 

  • この記事を書いた人

Kama Kashi

銀行で働いているひと。

1,000を超える企業・個人事業を見てきたからわかる。

副業はブログから始めるべき!

初期投資が小さく、リスクは限定的で、リターンは極めて大きい。

こんなビジネス他にある?

-SEO, WEB WRITING